20090605

30坪の中庭型狭小住宅

狭小住宅の中庭


30坪の狭小住宅で究極の中庭を作る方法


ちょっとした発想の転換や工夫で,狭小地でも魅力的な空間を作ることが可能です.
人工地盤を作ることで中庭が建築面積に入らない様に出来る究極的な方法があります.

リビングに面した光庭は二階にあり,床つづきとなっています.
狭小住宅である為に,本来なら建ぺい率の関係でここに中庭を作るのは難しいです.

しかし,床はグレーチングのデッキとし一階部分を工作物として作ることでそれが可能となります.

・具体的には、その下が使えない様に大きな擁壁を作りその中に土を入れる.
・いわば中庭の床の下が大きなプランターの様になっている.
・中庭の床はまわりの壁とは縁が切れており,基礎も含めて構造的に自立した形とする.

こうすることで二階の広間と中庭は,一続きの広がりを持たせたスペースとなり,
中庭の床から階下のAVルームにも風と光を通すことが出来ます.


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